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「マイクロウェーブ展2022」にて時刻同期用GNSS受信機とミリ波レーダーをご紹介

2022年12月13日

2022年11月30日(水)~12月2日(金)にパシフィコ横浜で開催された「マイクロウェーブ展2022」。
世界最高水準の時刻精度“4.5ns(1σ)未満”と高い堅牢性を兼ね備えた時刻同期用GNSS受信モジュール「型式 GT-100」などのGNSS受信機と、走行中の車両位置と速度を高精度に検知する「車両検知用ミリ波レーダー」をご紹介しました。

・時刻同期用GNSS受信モジュール 「GT-100」

全世界のGNSSに対応し、UTCに同期した1PPSと任意のクロックを出力します。
L1/L5の2周波受信による高い堅牢性や、都市部の過酷なマルチパス環境で時刻精度の劣化を最小限に抑える「ダイナミック・サテライト・セレクション™※」の搭載など、安定運用が求められる無線システムのような重要インフラに最適です。
※ NTTが考案したアルゴリズムに基づく耐マルチパス技術

・車両検知用ミリ波レーダー(参考出展)

道路インフラにおいて走行中の車両位置と速度を高精度に検知します。
過酷な環境(屋外・逆光・暗闇)でも車両を正確かつ安定的に検知でき、高速道路の合流支援、逆走検知、交差点監視、交通量監視などに適しています。
複数レーダーを時刻同期GNSS受信機で同期させることで、車長の計測や、広範囲の車両検知が可能になります。

展示会の様子

時刻同期用GNSS受信モジュール 「GT-100」

全世界のGNSSに対応し、UTCに同期した1PPSと任意のクロックを出力します。

その他のGNSS製品ラインナップ

GT-100など詳細はこちら

GPS/GNSS受信機、アンテナの製品情報

車両検知用ミリ波レーダー(参考出展)

過酷な環境(屋外・逆光・暗闇)でも走行中の車両位置や速度を高精度に検知できるミリ波レーダーです(24GHz、76GHz)。
道路インフラへの設置に適しています。

他の検知方法との比較

ミリ波レーダーは、耐環境性や検知距離、コストパフォーマンスにすぐれた車両検知方式です。
また、レンズ(カメラ)や可動部(LiDAR)がないためメンテナンス性にもすぐれています。

複数レーダーを時刻同期して高精度な車長計測

レーダー1とレーダー2それぞれに時刻同期用GNSS受信機を接続。車両の検知タイミングを同期することで、正確な車長を計測します。
複数レーダーの時刻同期させることで、より広範囲の車両検知などミリ波レーダーの活用シーンが広がります。