新着情報

日射量や降水量の正確な予測に繋がる雲・水蒸気観測技術を ご紹介(再生エネルギー世界展示会&フォーラムご報告)

2019年8月1日

古野電気株式会社は、7月10日(水)~12日(金)にパシフィコ横浜で開催された「第14回再生エネルギー世界展示会&フォーラム」に出展し、ご来場者の皆様より様々な反響をいただきました。ここで展示した最新技術の一部を以下にご紹介します。

ゲリラ豪雨のもととなる局地的な水蒸気の変動をリアルタイムに観測できるマイクロ波放射計のプロトタイプを展示。小型化実現による移動観測の実例と今後の可能性を、動画を交えて紹介しました。

また、局地的な日射予測から、太陽光発電量の変動を時間と空間的に高い分解能で予測できるシステム、全天球カメラ(雲カメラ)のプロトタイプを展示。複数カメラデータをリアルタイムに統合することで、雲の3D描画を行った事例を動画で表示し、可視化の有効性をご体感いただきました。 さらに、水蒸気観測、雲カメラ、二重偏波ドップラ気象レーダーとの連携による新たなソリューションなど、各種事例とともにご紹介しました。

雲観測(雲カメラ)

特長

  • 雲配置の3D表示
  • 雲の移動を予測
  • 太陽と雲の位置関係から日射を予測
  • リアルタイム観測

雲の判別

水蒸気観測(マイクロ波放射計)

特長

  • 水蒸気の変動を観測し降雨の予兆を捉える
  • 高い時空間分解能
  • 任意の場所や移動しながら観測できるよう、小型・軽量化
  • モバイルバッテリーで動作できる低消費電力設計
  • リアルタイム観測

本件に関するお問い合わせ

> お問い合わせはこちら