フィッシングライフを刺激する 魚探テクノロジー フィッシング

-トゥルーエコーチャープ- 2周波TruEcho CHIRP™魚探内蔵

NavNet TZtouch3はTruEcho CHIRP™の1 kWを標準搭載しています。高分解能のエコーにより、根付きの魚群やベイトの中のフィッシュイーター、底付魚などの識別が容易になり、釣果に繋がるさまざまなヒントを得ることができます。また、高出力2 kW / 3 kWにも対応する魚探パワーアンプをご用意しています。
※TZT9Fは1周波TruEchoCHIRPに対応

効率的に海底マップを作成・記録する 海底マッピング機能

広範囲の海中をリアルタイムに探知するマルチビームソナー技術

フルノのマルチビームは小型送受波器と高度な信号処理技術により、左右120°幅、探知深度200 mの範囲でリアルタイムに描く技術です。
NavNet TZtouch3(Ver.2.01以降)では、高精細な海底マップを効率的に作成し、等深線とともに色別表示できる海底マッピング機能を実現しています。

海底マッピング作成中の動画

  • 東京湾/第三海堡付近【10倍速再生】

  • 東京湾/猿島手前【5倍速再生】

  • 横浜ベイサイドマリーナ付近【5倍速再生】

NavNetで描く、詳細な海底マップ

海底マッピング機能は、NavNet TZtouch3にマルチビームソナーDFF-3Dを使用することで、効率よく海底深度情報を捉え、自船下周辺の海底マップを素早く高精細に作画します。フィッシングチャートにも載っていない地形を見つけ、自分だけが知るポイントで釣果をあげることができます。
※ 方位センサーが必要です。

  • 東京湾の第三海堡付近の海底マッピング画像。

  • 神奈川県横須賀市の東京湾上に位置する無人島「猿島」手前の漁礁。

  • 紀淡海峡の中央あたりのマッピング画像。色分けと詳細な等深線表示により直感的に海底状況が把握できる。

  • 水深30mの沈船(神戸沖)。縮尺を拡大すると、海底マップが浮き上り、海底地形がクリアに表示される。

  • 兵庫県明石沖をマッピングしている画像。
    画面右側の断面映像モード(上)とマルチ魚探モード(下)を確認すると、海底マッピング画面上で黄色から赤色に変化表示されている駆け上がり部分に魚群反応が見られる。

  • 一度に捉えることができる海底情報は、海底深度の約2倍。広範囲を高精度かつ効率的にマッピングすることが可能。

フィッシングに役立つ様々な機能

  • これまでのエコー表現を凌駕する高分解能技術 TruEcho CHIRP™

    TruEcho CHIRP™は高分解能の威力を発揮するフルノ独自の魚探技術です。これまで表示できなかった微弱反応の魚も探知し、プランクトンに埋もれることなくエコーを表示します。
    NavNet TZtouch3では、深場の魚群や、瀬付、海底魚群を詳細に探知する1 kWのチャープ魚探を内蔵しています。海底約200メートルの海底付近にいる魚探も分離して表示します。
    ※CHIRP専用送受波器の接続が必要です。

  • 魚探パワーアンプ経由で高出力CHIRP/狭帯域送受波器を使用可能

    オプションの魚探パワーアンプDI-FFAMPを経由して2 kW/3 kWの高出力CHIRP送受波器を接続し、浅場の高分解能エコー表示と深場探知の両方に対応することができます。またフリーシンセサイザー対応しているため28~200 kHzの2 kW/3 kW狭帯域送受波器、オプションのブースターボックスBT-5経由での5 kW/10 kW狭帯域送受波器の使用も可能であり、古い魚探からの換装にも対応します。
    適合機種:NavNet TZtouch3
    ※TZT9Fは非対応
    ※対応送受波器については販売店へお問い合わせください。


    接続図
  • 2周波同時送信による高速探知が可能

    2周波チャープ送受波器使用時には、2つの周波数を同時に送受信します。漏れのない探知とチャープによる詳細な情報により、高速走行時の反応の見逃しも軽減します。
    ※TZT9Fは非対応

  • 従来の送受波器をそのまま利用して高精細な映像を描く RezBoost™

    RezBoost™は、従来の送受波器をそのまま利用して、より鮮明で高精細な画像表示を実現するフルノ独自の信号処理技術です。判別しづらい底付きや瀬付き魚群を明確に分離して表示します。
    ※CHIRP用送受波器でRezBoost™は使用できません。

  • ヒービング補正

    サテライトコンパスからの情報をもとにヒービングを補正し、波の高い海況でも正確な海底形状を描きます。

  • ホワイトエッジ表示

    海底面の縁を白い線で表示します。海底の区別ができるため、底付魚群の判別が容易になります。

  • 海底の状態を判別する底質判別機能

    魚探画面に海底の状態を分かりやすく表示する「底質判別機能」を搭載。水深約5~100 mの間の海底質を、岩・小石・砂・泥の4種類の底質タイプに分類し、魚探画面上にグラフィックおよび標準モードで見やすく表示します。
    ※底質判別魚探BBDS1の接続が必要です。

    魚のサイズを数値やマークで表現するACCU-FISH™機能

    魚の大きさを数値表示

    受信したエコーが単体魚だった場合にサイズを計測し、表示画面の反応に数値で表示します。水深2 mから100 mの間で、10 cm以上199 cmまでの魚を計測します。魚の大きさだけではなく、ターゲットのいる深度の表示も可能です
    ※接続ユニットによってACCU-FISH™が使用できない場合があります。

    フィッシュマーク表示機能

    魚の反応をフィッシュマークで表示するこの機能なら、魚礁とその付近にいる魚との判別に大変有効です。魚礁などのストラクチャー付近でのフィッシングに最適な機能です。

  • スクロールバック機能

    画面をスクロールして、過去の映像を確認することができます。通り過ぎた魚群や瀬の反応に戻ってポイント登録することができるなど、フィッシングに有効な機能を搭載しています。

  • 魚探機能対応比較表

    TZtouch3 内蔵魚探単体と魚探パワーアンプを追加した際の違いをご覧ください。

    魚探 TZtouch3 内蔵魚探 TZtouch3 内蔵魚探 + 魚探パワーアンプ
    送受波器 2周波CHIRP 2周波狭帯域 単周波 2周波CHIRP 2周波狭帯域 単周波
    周波同時送信 - - -
    ACCU-FISH™ - - - -
    底質判別 - - - - -
    RezBoost™ - - - - -
    ※TZT9Fは1周波
  • 「釣果」や「写真」のデータ記録が可能

    魚種ごとの釣果をマークとして1000点まで記録できます。あらかじめ用意された選択肢から魚種を選択すると、その魚種のシルエットマークが打たれます。魚種ごとに釣果の管理ができるので、大物狙いのポイント選択に役立ちます。

    TZ First Mate アプリ

    ファーストメイトは単体で釣果管理に使えるほか、釣果・写真データの作成やデータ同期に活用できるなどTimeZero機器の補助アプリです。ファーストメイトアプリを使えば、手元のスマートデバイスで釣果データを簡単登録でき、NavNet TZtouch3に同期します。釣果の写真撮影とポイント登録を効率的に行うことができます。


    Apple および Apple ロゴは米国その他の国で登録された Apple Inc. の商標です。App Store はApple Inc. のサービスマークです。
    Google Play ロゴはGoogle Inc.の商標です。

深場でも驚くほど鮮明に魚群・海中を映し出す マルチビームソナー

左右120°幅の範囲におけるリアルタイムな魚群の方位、深度、動き、そして海底形状を全て同時に把握することができます。
左右120°幅での探知範囲は最大200 m、直下に限れば最大300 mまで探知可能です。

  • 断面映像モード

    断面映像モードでは左右120°幅の範囲をリアルタイムに表示できます。
    瞬時にベイトフィッシュ分布や海底形状を把握するのに最適なモードです。

  • 3D履歴モード

    3D履歴画面では海底地形と魚群の位置関係を把握できるなど、視認性に優れた3D映像で表示できます。
    フィッシングポイントの選定や海底形状の変化の把握に適したモードです。

  • マルチ魚探(シングルビーム・トリプルビーム)モード

    トリプルビームモードでは自船直下に加え、左右方向の魚探映像を並べて表示可能です。
    使い慣れた魚探画面で左右の魚群、海底地形を把握することができます。

  • サイドスキャンモード

    精細な映像を得られるため沈船や漁礁といった構造物の把握に役立ちます。

仕様

NavNet TZtouch3

型式 底質判別魚探 ネットワークマルチビームソナー 魚探パワーアンプ
BBDS1

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DFF-3D

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DI-FFAMP※5
総合
送信周波数 50 kHzまたは200 kHz 165 kHz 26.6~242 kHz
送信出力 600 W/ 1 kW※1 800 W 2 kW/3 kW
送信モード - - 自動、FM(CHIRP)、CW
デジタル技術 FDF -
表示モード 1周波、2周波、海底追尾拡大、海底拡大、マーカー拡大、Aスコープ 断面映像モード、サイドスキャンモード、3D履歴モード、マルチ魚探モード(トリプル/シングルビーム) -
表示範囲 最大1200 mまで -
電源
本体 DC12-24 V: 1.1-0.4 A(送信出力1 kW時) DC12-24 V: 1.4-0.7 A DC12-24 V: 3.2-1.9 A
環境条件
使用温度範囲 -15 °C ~ +55 °C 本体:-15 °C ~ +55 °C
送受波器:-5 °C ~ +35 °C
-15 °C ~ +55 °C
保護等級 IP55 IP22
主な機能
ACCU-FISH™機能※2 - -
底質判別機能※2 - -
ヒービング補正機能※3 - -
対応送受波器
(別売)
520-5PSD、520-5MSD、50/200-1T、525STID-MSD、525STID-PWD 、525-5PWD
B54、TM54※4 PM111LHG、PM111LM、CM599LHG、CM599LM

※1 分配箱MB-1100が必要です。
※2 2周波(50/200 Hz)一体型の送受波器が必要です。また送受波器はスルーハル装備またはトランサム装備が必要です。
※3 サテライトコンパスの接続が必要です。
※4 TM54(トランサムタイプ)はオプションです。
※5 TZT9Fは非対応

DFF-3D送受波器

型式 B54 TM54
出力 800 W
周波数 165 kHz
タイプ 貫通型・砲金製 トランサム型

内蔵魚探対応送受波器(狭帯域)

型式 520-5PSD 520-5MSD 50/200-1T※1 525STID-MSD 525STID-PWD 525-5PWD
出力 600 W 1 kW 600 W
周波数 50/200 kHz(2周波)
タイプ 貫通型・樹脂製 貫通型・砲金製 一体型 貫通型・砲金製、船速・水温センサー付 トランサム型・樹脂製、船速・水温センサー付 トランサム型・樹脂製

※1 分配箱MB-1100が必要です。
※ マルチファンクションディスプレイ本体に付属している変換ケーブルが必要です。

内蔵魚探対応送受波器(TruEcho CHIRP™)

型式 B265LH-FJ12※1 CM265LH-FJ12※1 TM265LH-FJ12※1 PM111LHG※3 PM111LM※3 CM599LHG※3 CM599LM※3
出力 1 kW 2 kW※2 3 kW/2 kW※2
周波数 LF側:42 - 65 kHz
HF側:130 - 210 kHz
LF側:38 - 75 kHz
HF側:130 - 210 kHz
LF側:38 - 75 kHz
HF側:80 - 130 kHz
LF側:28 - 60 kHz
HF側:130 - 210 kHz
LF側:28 - 60 kHz
HF側:80 - 130 kHz
タイプ スルーハル型 タンク装備 トランサム型 タンク装備

※1 端末コネクタータイプ
※2 2 kW/3 kWの送受波器を接続する場合は魚探パワーアンプ DI-FFAMPの接続が必要です。
※3 DI-FFAMPの接続が必要です。ACCU-FISH™表示は非対応となります。