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「日経エレクトロニクス」にマルチパス対策GNSS受信機についての取り組みが紹介されました。

2020年6月3日

当社は「市街地でも世界最高水準の時刻精度」のGNSS受信機を開発しました。
受信機には、ビル街や山間部などのシビアな受信環境(マルチパス環境)において、GPSなど航法衛星(GNSS)による時刻同期精度を飛躍的に向上する技術が搭載されています。同技術は、NTTとの共同開発で実現しました。今後、5Gのモバイル基地局を始め、コネクテッドカーなど様々な分野での応用展開が期待されています。

このたびマルチパスに対する技術取り組みが「日経エレクトロニクス2020年6月号」に紹介されました。

<対象製品>
マルチGNSSタイミングモジュール GT-88
マルチGNSS基準周波数発生器 GF-8801/GF-8802/GF-8803 GF-8804/GF-8805

※これら製品には、マルチパス対策に加えて、GNSS受信機に悪影響を与える代表的な障害「ジャミング(妨害波)」「スプーフィング(なりすまし)」「受信中断」への対策機能なども搭載しています。

[ Perspective ]
「日経エレクトロニクス6月号」
市街地でも世界最高水準の時刻精度を実現
―厳しい環境での誤差を1/5まで低減するGNSS受信機―

https://xtech.nikkei.com/media/NE/

「日経xTECH」版(有料記事)

https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/mag/ne/18/00009/00009/

研究者紹介
吉田 誠史
日本電信電話 ネットワーク基盤技術研究所 主幹研究員
⼩和⽥ 真也
古野電気 システム機器事業部 ITS 開発部 開発2課