
2025年6月10日
2025年5月28日(水)~5月30日(金)に東京ビッグサイトで開催された「ワイヤレスジャパン 2025」。当社は、5Gモバイル基地局やデータセンター等の重要インフラ向け時刻同期用GNSS製品の他、建設現場や災害現場といったLAN配線が困難な場所でも高速通信を可能にする無線メッシュアクセスポイント、さらに離島・山間部でも快適なインターネット環境を構築できるスターリンク屋外用キット等の無線通信システムを展示しました。
L1/L5帯に対応し、UTCに 同期した1PPSと任意のクロックを出力します。世界最高水準の時刻精度“4.5ns(1σ)未満”を誇り、マルチパス・妨害波・なりすまし・受信中断といった障害要因への対策機能も搭載しております。
軽い、早い、正解!が特長の手のひらサイズの"原子時計"です。電源とGNSSアンテナを接続するだけで高精度な1PPSと10 MHz周波数を出力します。ネットワーク機器の同期や現場での周波数測定のリファレンスなどに適しており、据え置きはもちろん、手軽に持ち運びができます。
無線メッシュ機能の搭載によりLANケーブル配線量を大幅に削減し、敷設コストを削減。高速ローミングにも対応しており、電波状況が変化してもスムーズに再接続し、移設時も中継経路を自動で更新します。さらに無線免許も不要で、屋内外問わず簡単に設置可能できます。
Starlink Businessの標準ルーターやイーサネットアダプタなどの機器一式が防水・防塵仕様です。屋外利用が認められていない5.2GHzおよび5.3GHz帯Wi-Fiを停波設定することで電波法にも適合しています。建設現場のような屋外環境での利用にも適しており、アンテナは単管に設置できるため足場などへの固定も可能です。
全世界のGNSSに対応し、UTCに 同期した1PPSと任意のクロックを出力します。世界最高水準の時刻精度“4.5ns(1σ)未満”を誇り、ジャミング(妨害波)がL1帯で発生した場合でも、L5信号がカバーをすることで時刻性能を適切に維持できるL1/L5の2周波受信に対応。また、都市部の過酷なマルチパス環境において時刻精度の劣化を最小限に抑える「ダイナミック・サテライト・セレクション™※」機能を搭載するなど、5Gモバイル基地局や無線システム、データセンターといった重要インフラでの使用に適しています。
※ NTTが考案したアルゴリズムに基づく耐マルチパス技術
軽い、早い、正確!手のひらサイズの”原子時計”。UTCに同期した1秒パルス(1PPS)と正確な10MHzを出力します。
無線メッシュでケーブル削減。LAN配線に制約がある環境でも簡単に無線LAN空間を構築します。
高層ビル現場や山間部、災害現場などどこでも高速かつ安定した通信環境を実現します。