GPS/GNSSモジュール

フィールド・タイムシンク・ジェネレーター 型式 TB-1 NEW

お手持ちの測定器とつなぐだけ。
軽い、早い、正確!手のひらサイズの”原子時計”

TB-1は、無線システムの保守現場や、研究開発の現場に向けて作られたGNSS基準信号発生器です。高精度OCXOを搭載しています。
UTCに同期した1秒パルス(1PPS)と正確な10MHzで、デジタル放送・5G・V2X開発の現場の時刻同期や周波数測定のニーズに応えます。
Android™アプリと連携し、GNSS衛星の受信確認や機器の設定変更が可能です。

タイミング市場

特長

  • 活用フィールド

    フィールドでの遅延測定に
    モバイル基地局の同期遅延測定のために重くて取扱いの難しい原子時計は不要です。素早い起動が可能なため、現場作業効率も飛躍的にUPします。
    周波数測定のリファレンスに
    TB-1が出力する周波数は、原子発振器並の安定度です。地上デジタル放送の送信所で使用されるルビジウム発振器の周波数チェックや、フィールドでの受信調査における基準信号としても使用できます。
    高速移動中の測定に
    TB-1は自動車で走りながらでも使用できます。V2X開発現場での周波数測定や遅延測定、複数のセンサをUTC同期させたい場合などにも適しています。小型で狭いスペースに設置できます。
    ラボに据え置いても
    屋外現場に限らず、無線機器の開発施設など幅広い用途に利用できます。GNSSアンテナを窓際に置くだけで、UTCに同期した1秒パルス(1PPS)を簡単に取得できます。
  • 高安定な周波数(10 MHz)と、UTCに同期した正確なタイムパルス(1PPS)を出力

    GNSS衛星信号を受信するだけで、原子発振器並の高精度な周波数と、ナノ秒オーダーの時刻情報・タイムパルス信号が得られます。
    10MHzと1PPSはコヒーレントです。
  • 素早い起動

    電源ONしてから約5分で使用できます。(通常モード時)
  • ビル街、窓際、さまざまな場所で使用可能

    GNSSの弱点であるマルチパス、妨害波、なりすまし、GNSS受信断への対策機能では、最新のGNSS基準周波数発生器「GF-88シリーズ」相当の性能を備えています。
    以下、それぞれの概要になります。
    より詳しくはこちらをご覧ください(GF-88シリーズの技術白書にてご紹介)
    1.都市部や窓際など、マルチパス環境下にもアンテナ設置が可能
    マルチパスが混在する都市部でも、良質な衛星信号を適切に選別する新技術「ダイナミック・サテライト・セレクション™※」により、悪受信環境でのタイミング性能の劣化を最小化。都市部に設置する基地局に最適。
    ※ NTTが考案したアルゴリズムに基づく耐マルチパス技術

    >> 技術白書ダウンロードはこちら:市街地で世界最高水準の時刻精度 ~マルチパス対策GNSSレシーバ~
    【概要】・遮蔽物の多い環境で安定した時刻同期の実証
        ・「窓から3メートル」屋内で2つの受信機を比較


    ※GT-88:GF-88シリーズのコアモジュール
    2.ジャミング(妨害波)への対策

    GNSS受信機にジャミング信号(妨害波)が混入しても、影響を緩和して受信不能へ陥ることを防ぎます。
    また、ジャミング信号の周波数やレベルを検出して監視するなど、原因究明へとつなげる機能も備えています。

    >> 技術白書ダウンロードはこちら:ジャミング(妨害波)への対策
    【概要】・ジャミング信号混入時の影響と2つの対策
    3.なりすまし(スプーフィング)への対策

    悪意をもったなりすまし信号は、GNSS受信機が算出する位置や時刻情報を意図的に誤らせることができます。
    これを検出・排除し、その悪影響からお客様のシステムを守ります。

    >> 技術白書ダウンロードはこちら:なりすまし(スプーフィング)への対策
    【概要】・悪意あるなりすまし信号の脅威
        ・なりすまし信号の検出と自動排除の効果
    4.GNSS信号の受信中断が発生しても安心のホールドオーバ機能

    アンテナ故障、ジャミング、信号遮断により受信衛星数が0個になっても、安定したタイミング信号を一定時間出力します。
    ・GNSS測位の中断時にも、フルノ独自の発振器制御技術で、発振器の振る舞いを予測して補正
    ・原子発振器の置き換え用途としても、卓越したコストパフォーマンスを実現

    >> 技術白書ダウンロードはこちら:GNSS信号の受信中断への対策
    【概要】・GNSS信号の受信中断時の性能評価(ホールドオーバ性能)
        ・ホールドオーバの活用シーン2つと運用方法
  • Android™アプリと連携

    GNSS衛星の受信確認と、機器の設定変更ができます。
  • USBによる電源供給

    Type-Cコネクタを通信/電源用に1個、電源専用に1個搭載しています。

仕様

全般

搭載発振器
OCXO
受信衛星システム
GPS L1C/A, GLONASS L1OF, Galileo E1B/E1C,
QZSS L1C/A, QZSS L1S, SBAS L1C/A
ロック時間
< 5分
10MHz出力 (ロック状態)
アラン分散: < 5 × 10-11 (@τ=1s)
長期安定度(24時間平均): < 1 × 10-12
出力レベル: 6.5 dBm SIN波
インピーダンス: 50 Ω
1PPS出力 (ロック状態)
確度(Accuracy): < 40 ns (対UTC)
精度(Stability): < 4.5 ns (1σ), PRTC-A/PRTC-B 準拠
出力レベル: 3.3 V 矩形波 50 Ω終端時 (Duty 50%)
UTC同期エッジ: 立ち上がり
1PPS出力 (ホールドオーバ)
ロングターム: < ±1.5 μs/2 h, < ±50 μs/24 h
ショートターム: < ±3 μs/1h (typ)
供給電源
ポート: POWER USB/DATA USB
電圧、電流: DC 5 V、2 A
アンテナ端子DC重畳: 3.3 V
動作温度
-40℃ ~ +85℃
動作湿度
Max 85%
サイズ
141.0 mm × 36.0 mm × 60.0 mm (突起部除く)
本体質量
約255 g
インターフェイス
GNSSアンテナ: SMA-J
10 MHz出力: SMA-J
1PPS出力: SMA-J
POWER USB: USB Type-C
DATA USB: USB Type-C
通信インタフェース
ポート: DATA USB
通信速度: Full Speed
接続先: Android OS
LED
LOCK/ALARM/POWER
付属品
キャリングケース内容:
TB-1本体、マルチGNSSアンテナ(5m)、USBケーブル(2本)、マニュアル
※ACアダプターまたはモバイルバッテリーはお客様にてご用意願います。

系統図

接続確認済み測定器(一例)

アンリツ MF2412C
RTE1000
RTO2000
RTP
MP2110A
MP2100B
キーサイト
Infiniium 
9000シリーズ
90000Aシリーズ
53200シリーズ
Sシリーズ
33210A
Trueformシリーズ
Tektronix AFG1000シリーズ
AFG2000シリーズ
AFG3000シリーズ
AFG31000シリーズ

GNSS受信機の障害対策

GNSSに起因する代表的な障害について、それぞれ技術白書をご提供します。
個々の障害に対して、受信機側ではどのような対策をしているのか、効果の程度、製品の選び方などを時刻同期専門のエンジニアが図表を交えながら解説します。
初めてGNSS受信機をご検討されるお客様はぜひ目をお通しください。

  1. マルチパス
    技術白書:市街地で世界最高水準の時刻精度
  2. ジャミング(妨害波)
    技術白書:GNSSジャミング(妨害波)への対策について
  3. なりすまし(スプーフィング)
    技術白書:GNSSなりすまし信号への対策について
  4. GNSS信号の受信中断
    技術白書:GNSS受信が中断した時の対策『ホールドオーバ』について

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ドキュメント、ソフトウェア

本製品を含むGPS/GNSS受信機のドキュメント(仕様書など)、ソフトウェア(モニタソフト、ドライバ)を掲載
 

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* 外観・仕様に関しては予告なく変更する場合があります。予めご了承ください。