半周型カラー3Dスキャニングソナー 型式 FSV-75-3D

特長

• 伝統を継承し3Dへ進化した究極のソナー登場！

• 3D画面モード

  半周型カラースキャニングソナーFSV-75に、新たに3D画面モードを搭載しました。
  
  映像を3Dで表示するため、海底や魚群の動きを視覚的に把握でき、集魚中の魚群の位置や投網中の網中での魚群や網なりがわかりやすく、効率的な操業に貢献します。
  
  3D画面モードには、「旋回断面モード」「俯仰断面モード」「前方探知履歴モード」の3種類の表示があります。また、その表示画面それぞれに「魚量計測機能」または「断面スライス機能」を併記して表示することができます。見たい海底状況や知りたい魚群情報を3D画面で視覚的に把握できます。
  
  

• 旋回断面モード

  俯仰角を90°に固定した状態で探知ビームを旋回方向に回転させ、水中のエコーを3D形式で描画します。自船周辺をくまなく探知したい時など、集魚中の魚群確認に役立ちます。
  
  
  
   

• 俯仰断面モード

  中心俯仰角を基準に探知ビームを設定範囲内で自動俯仰させ、水中のエコーを3D形式で描画します。投網時の網なりを確認する際に役立ちます。また、一定の方位を詳細に探査したい場合にもご活用ください。
  
  

• 前方探知履歴モード

  自船の斜め前方に向かって旋回動、俯仰動を固定し、進んでいく自船下の映像を3D形式で表示します。探索中など魚群の分布状態を確認したい場合に便利なモードです。このモードでは、旋回方位、俯仰の操作が可能です。
  
  

• 魚量計測機能

  3D画面上に仮想の"魚量計測かご”（立方体の箱の形をした計量範囲）を表示し、そのかご内の魚量（トン数）を計測する機能です。魚量情報ウィンドウ内に、計量範囲内になると想定される総魚量と映像内の信号強度分布グラフを表示します。計測範囲の枠の大きさ設定や、魚量計測に用いるための係数（映像内の表示色に対するおおよその魚量予測）設定はメニュー画面で行えます。
  
  

• 断面スライス機能

  断面スライス機能では、3Dモデルを平面でスライスした断面のエコーを確認することができます。
  
  

• 素早く確実な操作を！

  半周ソナーに適した新しい操作部により、旋回、俯仰など魚群の探索追尾に重要な操作を素早く確実に行えます。また、3D画面表示では映像上のツールボックスや操作パネルを操作部のホイールを使ったカーソル移動で、視覚的・直感的な操作を行うことが可能です。
  
  
   

構成品

標準品

• 操作部 FSV-7501（ケーブル長：5 m/10 m選択）
• 制御部 FSV-7503-3D
• 送受信装置 FSV-751
• 上下装置 FSV-753 (800 mmストローク）
  　　　　 FSV-754 (1100 mmストローク）
• 整合箱 FSV-7550
• 上下装置制御器 FSV-7530 ※ 上下装置延長箱 FSV-7530（オプション品）を使用することで上下装置制御箱 FSV-7530を上下装置から離して設置可能です。
• 工事材料、予備品

オプション品

• 操作部 FSV-7501
• 整流器 RU-1746B-2
• リモコン ケーブル長 5 m/10 m選択
• 上下装置延長箱
• ケーブル組品
• スピーカー
• 魚探インターフェイス
• 格納タンク

外寸図

系統図

カタログほか

• 型式 FSV-75-3D
  (最終更新日: 2024年2月28日)

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