トラブル発生時の対応でかかるコストは大きく変わってきます。HermAceによる解析情報を新たな判断材料として加えることで、意思決定のプロセスが大きく変わり、大幅なコスト削減につなげることができます。また、監視プロセスとメンテナンスタスクを自動化させることで船舶のパフォーマンスを向上させ、効率的な運航を実現します。HermAceは、既に欧州各国で導入されている実績のあるリーディングシステムです。
HermAceは以下の認証を取得しています。
HermAceは、Digital Twin技術により機器の軽微な変化を検出、不具合診断、予測することが可能なツールです。その品質と信頼性が英国船舶協会ロイド・レジスターより評価され、DHM(デジタル・ヘルス・マネジメント)プロバイダー要件の一つである「Digital Twin READY」認証を取得いたしました。詳しくはこちらをご覧ください。
HermAceは、日本海事協会の革新技術を対象とした「Innovation Endorsement for Products & Solutions」認証を取得いたしました。
本ツールにより船舶に搭載した当社機器のデータを収集・可視化し、リアルタイム監視することでメンテナンス品質を向上したことが評価されました。詳しくはこちらをご覧ください。
HermAce(ヘルムエース)は船内ネットワークにおけるセキュリティを担保しながら、デジタルツイン技術を用いて船舶に搭載されている電子機器の状態を陸上から遠隔監視できるリモートモニタリングツールです。フルノの航海機器や通信機器のデータをリアルタイムに収集・配信・通知・監視できるため、陸上から運航中の船舶を迅速にサポートすることが可能です。メーカーならではの豊富な経験と技術的な知見をデジタル化したFurunoTipsを具備しており、詳細で適切なトラブルシューティングを提供するためアラート発生時にはお客様自ら迅速に初期対応を行うことができます。また、HermAceはお客様のニーズに応じて、航海機器情報の配信やENCチャートの自動更新、遠隔でのソフトウェアアップデート、さらにはVDR年次検査の期間短縮にも貢献します。
様々な規格、基準を有する船舶用電子機器を自在に管理できる、ユーザーフレンドリーなインターフェイスを提供します。専用のwebポータルでは、リアルタイムな情報を活用し、データ分析やレポート提供をスムーズに行うことができます。
2024年7月より施工されるIACS UR E26/E27の両要件に合致し、船内ITとOTを隔てるセキュリティキーパーとしてHermAceを活用します。高いパフォーマンスと信頼性から当社ネットワークにおけるセキュリティを強固にし、HermAceの主機能である陸船間でのデータ通信、および対外機器へのデータ配信を安心してご利用いただけます。
重要なアラート項目が検出された場合や、管理基準から誤って逸脱した運行をした場合などに、指定(最大3ヶ所)のメールアドレス先に、アラート情報と必要なアクションが自動的に送信されます。アラートメールをトリガーにした管理体制を組むことで実用的な管理ができます。
船舶に搭載されている電子機器の運航データは、スマートデバイスを介して船内に収集され、フルノ独自のクラウドデータプラットフォームに送られます。船主様側では、専用のwebポータルにて、管理船舶のアラートとその詳細を即座に確認でき、次のすばやい対応を可能とします。
データを高圧縮するアルゴリズムにより、通信容量を削減し、船舶から陸地への、リアルタイムで安定した通信を実現します。
専用のwebポータルには、いつでもどこからでもアクセス可能です。PC、タブレット、スマートフォン等より、インタラクティブに表示できます。
(インターネット環境が必要)
船舶毎の航海用電子機器ネットワークを完全に可視化できるため重要な課題や気づきを見える化します。
専用ポータル上で、アラート履歴とその詳細を一覧で表示でき、日報データとしての書き出しも可能です。
豊富なデータに基づいた、初期診断用のトラブルシューティング情報に常時アクセスできます。これにより迅速なアクションの実施や、お客様の工数削減が可能になります。
万一サポートが必要になった場合でも、フルノサポートチームと同一画面上で相互確認ができます。明確で素早いサポートにつながる、強力なコミュニケーションツールとして機能します。