ナビなどの車載機器には数多くの部品が高密度に実装されており、機器内部には様々なノイズが飛び交っています。
GNSS衛星からの信号は非常に微弱であるため、衛星信号帯域内のノイズを受けてしまうと最悪の場合本来の衛星信号を見失ってしまうことがあります。
アンチジャミング機能はそれら衛星信号帯域内のノイズを検知し、取り除く機能です。
主なノイズ源としては車載機器セット側のクロック(CPU・光学ドライブ・無線モジュールなどで使用)を想定しており、GNSS衛星の信号に使われているスペクトル拡散通信に対して、最も影響を与えやすい狭帯域のノイズを検出し、そのパワーを減少させることができます。
下の図は、ノイズ(妨害波)を印加した時の、アンチジャミングの効果の例です。
アンチジャミングOFFではノイズ印加時に大きな位置飛びが発生しておりますが、アンチジャミングONにすることで、ノイズを印加しない場合と同等の測位精度が得られます。
このように、フルノのアンチジャミングは、ノイズの多い機器に組み込まれた場合でも、本来の性能を100%発揮することができます。
L1/L5の2周波受信により世界最高水準の堅牢性と時刻精度を実現
L1シングルバンド受信機でありながら、オープンスカイでの時刻精度4.5ns(1σ)未満という世界最高水準の性能を実現。
原子時計クラスの周波数安定度を実現
24時間のホールドオーバを超小型フォームファクタで提供
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ルビジウムに匹敵する24時間ホールドオーバ