魚群探知機のしくみ
魚探は水中へ超音波を発射することにより、その反射波をとらえることで、魚群の存在や水深、分布状況、海底の様子などを知ることができる漁労用電子機器です。「やまびこ」などもそうですが、発射した音波や超音波が進んでゆく途中、何か物体(魚群や海底)に当たると反射し、その一部分は元のところへ返ってきます。魚探はこの超音波の反射する原理を応用しています。
魚探の超音波は船底から自艇の真下へ向けて発射します。途中、魚群に当たると極めて微弱な反射波として船底付近まで返ってきます。船底でキャッチされた反射波は、電気信号に変換して魚探の受信回路へ送り込まれます。受信回路では微弱な信号を増幅するとともに、魚探本体に内蔵されている演算機能により画面上に表示するための信号を作り出します。そして、映像信号はカラー液晶ディスプレィ上に表示されます。水中からの反射信号が強いものは赤色や柿色で、弱い信号は青色や緑色で表示します。魚群の固まりや岩盤などからの反射信号は強力ですから赤色系で表示され、密集度の薄い魚群や小さな魚などは青色系で表示します。カラー表示のため海中の状況が見やすくなっています。(「魚探画面上に表示されるもの」参照)
魚探は、指示部と送受波器の2点で構成されています。指示部はキャビンやブリッジなどの見やすいところへ設置し、送受波器は船底から真下へ突出させるか、船底内に設置します。魚探性能は、船底に取り付ける送受波器の設置如何により決定するといっても過言ではありません。送受波器の設置場所を誤ると、海中からの反射波をうまく捉えることができないなど致命的なダメージを受けることもありますので、販売店の指導を受けてから取り付け装備されることをおすすめします。
魚探の仕組みは、まず船底に設置した送受波器から超音波を発射します。発射した超音波は海底に向かってまっすぐ進みますが、途中、魚群海底に当たった超音波は反射します。反射波の一部分は船底付近まで返ってきますのでこれを送受波器でとらえます。超音波を発射してから反射波が返ってくるまでの時間を測ることで魚群までの水深がわかります。
技術一覧
昭和23年、海中の様子をキャッチできる魚群探知機が長崎の地で誕生しました。
音波も超音波も波です。静かな湖面に投石した際にできる波紋のようなものです。
船底の送受波器から発射する超音波は、自艇の真下方向へ集中して送出します。
プレジャーボート用魚探では、ほとんどの場合が2つの周波数が使われています。
気泡は魚探の大敵です。気泡が送受波器の前に発生すると探知障害を起こします。
魚探画面上に一見規則的に見えるパターンのラインが現れたりすることがあります。
レジャーボート用魚探の送受波器には、丸型と角型があります。
送受波器から海中へ発射するのはパルス波です。パルス波は衝撃的な信号です。
一部分の超微弱な反射信号を船底の送受波器がとらえます。
海底からの反射波が強い場合はオビキが長くなります。
魚探画面には基本的には、海面、海底、魚群の3つの情報が表示されます。
中小型魚探は、基本的に指示部本体と送受波器の2つのユニット構成です。
船上での電気は船内に搭載したバッテリから供給します。
送受波器は、振動子面(下方面)が海底に対し垂直に向くよう船底部分に設置します。
魚探でとらえた反射信号は、指示部本体の画面上にカラー映像で表示されます。
一般に、魚探がとらえた映像は魚の群れであり、魚群映像として表示されます。
さて、停船しているボート上で見た魚探の魚群反応はどのように出るのでしょうか。