単体魚と魚群の映像
一般に、魚探がとらえた映像は魚の群れであり、魚群映像として表示されます。魚探画面上に映し出される魚影はほとんどの場合、空に浮かんだ雲のようなパターンになります。雷雲のように大きく固まったものもあれば、パラパラと散ったようなもの、全体に薄くぼやけたようなものなど様々です。
この映像パターンは、魚種により異なります。また、魚の習性などにより海中における遊泳時の群れ方なども違ってきます。 画面上では、群れを形成する魚群と単独で行動する単体魚では完全に異なったパターンで現れます。魚探を初めて扱う初心者のアングラーでも、単体魚と魚群との映像の出方はハッキリと区別がつくぐらいです。
例えば、イワシでは大きく固まって群れて遊泳するため、魚探画面上ではそれなりに大きく固まった映像で表示されます。泳ぐ層がイワシとは異なりますが、アジもしかりです。魚群を形成する魚種は、大なり小なりある程度固まりますので、もっこりとした形で魚探画面上に出てきます。
一方、単独で遊泳している魚は、魚探画面上に完全な一匹の形で現れます。単体魚の魚探映像はすごく特徴があります。ブーメランのような、三日月のような山形パターンをしています。
単体魚映像をよく見ると、魚がバラバラに動きまわり、エサを求めてあちこちをウロウロしていることがよくわかります。
技術一覧
昭和23年、海中の様子をキャッチできる魚群探知機が長崎の地で誕生しました。
魚探の仕組みは、まず船底に設置した送受波器から超音波を発射します。
音波も超音波も波です。静かな湖面に投石した際にできる波紋のようなものです。
船底の送受波器から発射する超音波は、自艇の真下方向へ集中して送出します。
プレジャーボート用魚探では、ほとんどの場合が2つの周波数が使われています。
気泡は魚探の大敵です。気泡が送受波器の前に発生すると探知障害を起こします。
魚探画面上に一見規則的に見えるパターンのラインが現れたりすることがあります。
レジャーボート用魚探の送受波器には、丸型と角型があります。
送受波器から海中へ発射するのはパルス波です。パルス波は衝撃的な信号です。
一部分の超微弱な反射信号を船底の送受波器がとらえます。
海底からの反射波が強い場合はオビキが長くなります。
魚探画面には基本的には、海面、海底、魚群の3つの情報が表示されます。
中小型魚探は、基本的に指示部本体と送受波器の2つのユニット構成です。
船上での電気は船内に搭載したバッテリから供給します。
送受波器は、振動子面(下方面)が海底に対し垂直に向くよう船底部分に設置します。
魚探でとらえた反射信号は、指示部本体の画面上にカラー映像で表示されます。
さて、停船しているボート上で見た魚探の魚群反応はどのように出るのでしょうか。